機関誌「真の家庭」publication

APTF 公式サイト機関誌「真の家庭」新米ママのありのまま(52)

新米ママのありのまま(52)local_offer

フリーライター みはる

姉弟仲良く遊んでは、ケンカした賑やかな1年間

早いもので、2022年も残すところわずかとなりました。我が家では毎年、1年間撮りためた画像データをまとめてフォトブックを作ったり、動画を編集してDVDに残したりしています。改めて1年間撮影した動画を、1月から順に見ていくと、子供達それぞれの成長をひしひしと感じられました。また、動画編集をしながら、姉弟3人仲良く遊んでいたり、ケンカをして泣いたり泣かせたりしている場面や、1歳の長男が飼い猫とじゃれあっていたり、悪者になったパパを5歳の長女と2歳の次女がやっつけたりしている場面など、我が家の日常を振り返ることができました。

長女はまだ小さい弟が可愛いようで、弟を笑わせたり、一緒に遊んであげたりすることが楽しい様子です。長女が「だーっ、ぶーっ」など言葉にならない声を出すと、長男が「キャハハハッ」と楽しそうな笑い声を出し、また長女が同じように声を出すと長男の笑い声が響き、長女も笑ってくれることを喜んで何回も同じことを繰り返していました。また、木馬にまたがっている長男に「楽しい? ねえね(お姉ちゃん)がやってあげるからね」と優しく声をかけながら木馬を揺らしてあげていました。

時には、夜に3人で布団に寝転がって、長女が「早く寝ないとっ!」と言いながらジャンプをすると、次女と長男が「アッハハハハ!」、「キャハハハッ!」と楽しそうに笑い声を上げて、寝るどころか、長女がより一層笑わせようとどんどん声も動作も大きくして、次女が長女の真似をして「とっと!」言いながらジャンプをしたりと、大騒ぎになることもありました。

日中、長女が幼稚園に行っている間、次女は長男を泣かしたり、泣かされたりしています。お昼寝をしたくて布団に寝転がっている次女の上を、長男がおかまいなしにハイハイで乗り越えていき、次女が「いたーい!」と泣き出すものの、長男は素知らぬ顔。そんな長男の顔に、次女の伸ばした足が当たり、長男も同じく泣き出してしまいました。長女が家にいる時は、おもちゃの取り合いで負けたり、お互いに両手を突き出してペチペチ叩きあったりして泣かされ、真ん中っ子の次女は上からも下からもよく泣かされています。それでも気が強く、時にはお姉ちゃんより強い力で叩いたり、髪を引っ張ったりして泣かせることもあります。よく「真ん中っ子はたくましくなるよ」と言われるのですが、確かにその通りだなと実感しています。

姉弟3人、笑い合ったり、泣き合ったりしながら、来年もすくすく成長していってもらいたいです。2023年も素敵な1年になりますように。