「家庭の日」メッセージイメージ

2002年6月の「家庭の日」メッセージ

第3日曜日は「家庭の日」

6月の第3日曜日は「父の日」。家族のために働くお父さんへの感謝の心を込めて、ネクタイなどを贈る家庭が多いでしょう。では、毎月第3日曜日は何の日か、ご存じですか。

それは「家庭の日」です。子どもの健全育成のため、さまざまな活動を行っている社団法人「青少年育成国民会議」は昭和41年の結成当初から、「家庭の日」運動を進めてきました。今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めているのです。

家庭は社会の基礎的な単位です。社会の繁栄には、その家庭の安定が不可欠です。そこで、この運動は夫婦、親子、兄弟姉妹の絆を強く結びつける場としての家庭を、国民のみなさんに見直してもらおう、と始まったのです。

今年から、この「家庭の日」を市町村レベルでも設けるところが増えてきました。今年度から、学校の完全週5日制が実施され、子どもが学校以外で過ごす時間が増えています。その分、家庭の役割の重要度が増しているからです。

「家庭の日」運動が始まった当時、青少年非行が急増し、子どもたちの心の乱れが社会を揺るがす問題となっていました。ところが、最近増えている未成年者による凶悪事件のニュースを見ると、今の日本も同じような社会状況にあることが分かります。「家庭の日」を設ける自治体が増えているのは、子どもたちの心の乱れへの危機感の表れでもあるでしょう。

「教育改革国民会議」が平成12年暮れにまとめた報告書は、「教育という川の流れの、最初の水源の清冽な一滴となり得るのは家庭教育である」「家庭は厳しいしつけの場であり、同時に、会話と笑いのある『心の庭』である」と、家庭の重要性を指摘しました。

家庭は人が生まれて初めて属する社会です。小さな社会ですけれど、人格形成の上で重要な役割を担う「愛の学校」なのです。

「家庭の日」に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。