「家庭の日」メッセージイメージ

2003年1月の「家庭の日」メッセージ

各家庭で「ノーテレビデー」を!

テレビの視聴時間が長い日本の子供

日本でテレビ放送がはじまって今年で50年。いまや、テレビは家庭になくてはならない存在となっています。茶の間だけでなく、子供部屋にもテレビを置く家庭も少なくありません。それだけに、子供がテレビとどう関わりながら生活するのか、家庭教育の大きな課題です。

遠い世界の出来事を茶の間にいながら、疑似体験できるなど、テレビは私たちの生活を豊かにしてくれます。しかし、「功」だけでなく、「罪」にも配慮したつき合いが必要なメディアです。キレやすかったり、現実感覚に乏しい青少年が多くなっているのは、映像メディアの影響だと指摘する専門家がいますが、こうした映像メディアの代表はテレビです。米国では、子供のテレビ視聴時間と暴力行為との関連を示す研究結果も出ています。

日本の子供のテレビ視聴時間は、外国の子供と比べて、長いことが分かっています。たとえば、テレビやビデオを1日3時間以上見る子供は、ドイツで24%なのに対して、日本はその倍の47%です。

親子の団らんの時間つくろう

日本では、テレビの見すぎを注意しない父母が多いことも影響しているようです。子供のテレビ視聴時間が長いのは、家庭の教育機能が弱くなっていることの象徴と言えるでしょう。みなさんの家庭では、親子の団らんと、子供が一人でじっとテレビを見ている時間のどちらが長いでしょうか。

宮城県は今年4月から、毎月第3日曜日を「ノーテレビデー」に指定し、テレビをつけないよう、子供のいる家庭に呼びかけることを決めました。この日は県が指定する「家庭の日」とも重なります。子供たちがテレビやゲームに時間を費やす代わりに、親子団らんや読書で過ごす時間が多くなれば、この日は本当の意味での「家庭の日」になるとの期待が込められています。

「家庭の日」メッセージ (意見広告)

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。
 この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。