「家庭の日」メッセージイメージ

2003年4月の「家庭の日」メッセージ

性モラルを乱すジェンダーフリー

危惧される子供への影響

「妊娠、出産その他の健康について自らの意思が尊重されるよう、性に関する教育、相談その他の必要な措置又は支援を行う」——これは平成14年9月に施行された千葉市の「男女共同参画ハーモニー条例」の中で、いわゆる「性の自己決定権」を子供たちに教えることを明記した部分です。

現在、全国の地方自治体で、ジェンダーフリーに基づいた男女共同参画推進条例の制定が相次いでいます。ジェンダーフリー論者は、表向きには「男らしさ」「女らしさ」という社会通念にとらわれない、それぞれの個性を活かせる社会の実現を目指す、とオブラートに包んだ主張を行っています。

しかし、実際は「男性」「女性」の特性を前提とした性モラルや社会秩序から人間を解放することを目指した過激な思想です。結果的に子供たちにまで自由な性行動を奨励したり、人工妊娠中絶の自由化を認めることになる性の自己決定権という考え方は、ジェンダーフリーの危険性を象徴する概念と言えるでしょう。

生命尊重に反する「性の自己決定」

最近では、高校3年女子の2人に1人が性行為を経験している、とのアンケート調査が発表されるほど、若者の性モラル崩壊が進んでいます。これを裏付けるように、数年前からは未成年者の妊娠中絶も急増しています。

性の自己決定権は、高校の家庭科教科書にまで登場しています。学校教育で性の自己決定教育が進めば、若者の性モラルがさらに乱れ、未成年者の妊娠中絶はますます増えるでしょう。

いま、私たちがなすべきことは性の自己決定権を教えて、若者たちに自由な性行動を奨励することではありません。しっかりとした性モラルを身に付けさせるとともに、生命の尊厳を教えることではないでしょうか。

「家庭の日」メッセージ (意見広告)

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。
 この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。