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2003年10月の「家庭の日」メッセージ

ボランティア活動で心を豊かに

最近、わが国でボランティア活動に対する関心が高まっています。教育プログラムの一つに取り入れて、子どもたちの体験学習に役立てている学校も少なくありません。

キリスト教文化の影響で、欧米諸国では昔からボランティア活動は盛んです。しかし、わが国でボランティア活動に目が向けられるようになったのはつい最近のことです。平成7年1月17日に起きた阪神・淡路大震災の時、多くの人たちが被災者の支援活動に携わったのことがきっかけとなって、わが国におけるボランティア活動は大きな転機を迎えました。

総務省の調べによると、10〜14歳のボランティア参加率は、平成8年では24.9%でしたが、13年には36.3%に増えています。この数字をみても、ボランティアに対する関心の高まりが分かります。

しかし、世界的にみれば、まだ低いのです。「第6回世界青年意識調査」では、ボランティアとして「現在、活動している」若者の割合は、調査参加国の中で、日本は最低でした。1位は米国でした。この調査は5年前のものですから、日本の割合は現在、もう少し高くなっているでしょうが、ボランティアを経験したことがある人は多くても、恒常的に続けている人は少ないのです。

最近の子どもたちは、テレビゲームの普及や少子化が進んだことで、一人で過ごす時間が増えています。このため、人と人との触れ合い体験に欠けるという問題を抱えています。自分だけの狭い殻に閉じこもったり、生命感覚の希薄な若者が少なくないのは、その影響だと言われています。

ボランティア活動に参加することは、支援の手を必要とする人たちに喜ばれるだけではありません。幅広い世代の人々との交流の場となり、子どもたちの心を豊かにする上で、貴重な体験となることでしょう。また、家族がそろって参加すれば、親子の絆も強まるはずです。

ボランティア活動は、他人や社会に対する意識の表れです。家族みんなでボランティア活動に参加してみませんか。

「家庭の日」メッセージ (意見広告)

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。
 この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。