「家庭の日」メッセージイメージ

2004年1月の「家庭の日」メッセージ

朝食を子どもと一緒に

みなさんの家庭で最近、家族そろって食卓を囲む機会が減っていませんか。

核家族化や女性の社会進出などの影響で、現在は大人の半数が1人で食事をとっているそうです。1人で食事をとる人が増えたことから、「個食」あるいは「孤食」という言葉もうまれました。

大人だけではありません。子どもたちの間にも個食、あるいは朝食をとらない「欠食」が増えています。偏食や間食を招く朝食抜きは栄養のバランスを崩し、「キレル」子どもとの関連を指摘する、専門家もいます。

少し古い調査ですが、旧厚生省が行った「国民栄養調査」というのがあります。それによると、両親と一緒に朝食をとる子どもの割合は1982年は39.3%でしたが、1993年は27.4%に減っています。一方、子どもだけで食べる割合は、1982年の22.7%から、1993年には31.4%に増えています。10年前のデータですから、子どもだけで朝食をとる割合は現在、さらに多くなっていると考えられます。

食卓を囲んでの団欒は家族のコミュニケーションの場として、貴重な時間です。子どものいる家庭にとってはしつけの場でもあります。今の子どもたちは、テレビやゲームに熱中し、1人で過ごす時間が多くなっていますから、せめて食事くらいは家族と一緒にテーブルを囲み、心温まる時間にしたいものです。

みなさんの家では、食事を家族みんなでとる日は1週間に何日ありますか。食事を一緒にとる数の多さは、家族の絆のバロメータにもなります。

とは言っても、父親の残業や子どもの塾通いなどで、夕食時に家族みんながそろうのは難しいでしょうから、せめて朝食くらいは家族みんなでとりたいものです。忙しく、余裕の少ない時代だからこそ、食卓を囲んだ一家団欒は大切なのです。せめて、朝くらいは家族そろって食卓を囲み、元気に1日を出発しましょう。

「家庭の日」メッセージ (意見広告)

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。
 この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。