「家庭の日」メッセージイメージ

2004年4月の「家庭の日」メッセージ

男・女らしさを大切にしよう

学校ではこれまで、男子には「○○君」、女子には「○○さん」と呼ぶのが普通でした。ところが最近、ともに「さん」付けで呼ぶなど、男女の区別を否定する「ジェンダーフリー」教育を行う学校が増えています。運動会での男女一緒の騎馬戦や男女混合名簿もその一環です。

ジェンダーフリーは、区別が差別につながるとして、男らしさや女らしさまで否定する偏った思想ですが、今年2月、この思想が予想を超えて、子どもたちの心に影響を与えていることを示した調査結果が公表されました。

日本青少年研究所などが行った「高校生の生活と意識に関する調査」によると、日本の高校生は米国、中国、韓国の高校生に比べ、「男は男らしく」「女は女らしく」という意識が極めて薄くなっていることが明らかになりました。また、「結婚前は純潔を守るべきだ」と応えた生徒は、日本だけが男女ともに50%を割りました。とくに、女子生徒は29%と突出して低くなっています。

個人のアイデンティティー形成のよりどころになるのが男性、女性としての自覚です。小さい時から、男女の違いを無視した教育を行ったのでは、健全なアイデンティティーが形成されず、心が歪んでしまう危険性があります。

男・女らしさは、歴史と伝統が築き上げる美意識です。それを否定したのでは人間に羞恥心は育ちません。性行為の低年齢化が進み、「貞操」という言葉が死語になりつつあるのも、ジェンダーフリーの影響でしょう。

男性と女性は、それぞれの特性を生かして、互いに補ってこそ、家庭や社会に調和が生まれるもの。家庭はもちろん、学校でも男性と女性の違いをはっきり教えることが大切です。

学校でジェンダーフリー教育を行うことは、男・女らしさを大切に考える親の教育権を侵害することにもなります。子どもたちの心を豊かに育て、健全な家庭・社会を築くために、ジェンダーフリーに「NO!」の声を上げましょう。

「家庭の日」メッセージ (意見広告)

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。
 この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。