「家庭の日」メッセージイメージ

2004年10月の「家庭の日」メッセージ

親子で運動をしよう

中年以降の世代の方なら、自分の子どもの頃の日常生活を思い出してみて下さい。地方なら風呂を沸かしたり、ご飯を炊くにしても、薪をわって火を起こすのが普通でした。井戸から水を汲み上げる作業もありました。都市でも、多くの駅やビルの階段にエスカレーターなどなかったでしょう。

しかし、現代はボタン一つ。テレビのチャンネルさえリモコンで替えているはずです。誰もが気づいているように、便利な社会になって体を動かす機会がなくなっているわけです。

最近の日本人の体力調査では、はっきりとした傾向があります。中高年の体力は向上し、青少年の運動能力は低下に歯止めがかからない、というものです。

中高年の方の間では、運動が健康に良いという意識が高まっていて、ウォーキングなど手軽にできる運動をする人が増えているそうです。大都市で働く人なら地下鉄などの乗り換えのため、入りくんだ地下街を毎日たくさん歩いていたりしていることでしょう。

一方、子どもたちはどうでしょうか。走り回って遊ぶ姿をみていると、昔と変わらないようにみえますが、基礎体力の低下は顕著です。たとえば、投げる能力など20年前に比べて男女とも20%以上ダウンしています。週2、3回の体育の授業だけでは、まったく運動不足なのは明らかなのです。

ある学校では昼食後、子どもたちにぞうきんを絞らせ、床のぞうきんがけを毎日することにしました。すると子どもたちの握力をはじめ体力が大幅に向上したというのです。子どもたちも自分の変化に喜び、もっとやる気になっています。

ますます便利になっていく社会の中で、運動する機会が減っているのは大人も子どもも同じです。しかし、子どもは自分が運動不足だと意識することはないでしょう。大人がリードして共に運動する機会を積極的につくってみてはどうでしょうか。

「家庭の日」メッセージ (意見広告)

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。
 この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。