「家庭の日」メッセージイメージ

2004年11月の「家庭の日」メッセージ

子どもに純潔のメッセージを伝えよう

10代でのエイズ感染が増加

「中高生の間に予想以上に広がっている可能性があります」

大人が気づかないうちに、子どもたちの間で恐ろしい事態が進行しています。エイズ感染のことです。冒頭は3ヶ月ごとに患者・感染者数を公表しているエイズ動向委員会の倉吉広委員長(前国立感染症研究所長)の言葉です。

今年6月末から9月末までに報告のあった新規患者・感染者数は過去最高を更新。そればかりか、20代前半の患者数も「過去最高で、かなり目立つ数字」(吉倉委員長)だったのです。エイズは発症までに時間がかかりますから、20代前半の患者は10代半ばで感染したことになるのです。

ある調査によると、東京都内の高校3年男子の性体験率は37%、女子46%。世界で初めてエイズ患者が報告された23年前は、考えられなかった数字です。

数年前から、日本では10代の妊娠や性感染症の増加が社会問題となっていますが、エイズ感染の拡大も性行動の低年齢化の例外ではありえません。このままでは10年後、エイズ感染が爆発的に広がる、と警告する専門家もいます。その警鐘にまず耳を傾けなければならないのは大人ではないでしょうか。

大人が正しいメッセージを

青少年の性行為を条例で規制すべきかどうかを議論してきた東京都の専門家委員会では、4割の女子高生が「お互いの同意があれば誰とセックスしてもかまわない」と考えていることが報告されました。「結婚まではセックスしてはいけない」と、大人がはっきりとしたメッセージを送ってこなかったツケがいま、中高生へのエイズ感染の拡大という形で表面化しつつあるのです。

男女の愛は本来、人を幸福にするものです。性感染症とは無縁で、人を幸福に導く性。それは純潔を守った男女の結婚によって、はじめて可能となります。

子どもを心身ともに健全に育て、幸福に導く責任を持つのは親。扱いにくいテーマだからといって、性について子どもと話し合うことを避けている保護者はいないでしょうか。子どもたちに純潔のメッセージをはっきりと伝え、エイズ感染とは無縁の、幸福な人生に導きましょう。

「家庭の日」メッセージ (意見広告)

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。
 この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。