「家庭の日」メッセージイメージ

2005年5月の「家庭の日」メッセージ

童謡・唱歌を歌い継ごう

雨雨 ふれ ふれ かあさんが じゃの目でおむかえ うれしいな
 ピッチピッチ チャプチャプ ランランラン (北原白秋作詞・中山晋平作曲『あめふり』)

憂鬱な雨の日でも、この歌うと、なぜか気持ちがうきうきした子ども時代を思い出しませんか。いやなことがあっても、童謡を歌いながら、やさしいお母さんの温もりを考えれば、元気になってしまうもの。童謡・唱歌にはそんな不思議な力がそなわっています。

「ピッチピッチ チャプチャプ ランランラン」と口ずさみながら、黄色い傘を揺らし、長靴をスキップさせる、可愛い女の子の姿が目に浮かびます。『あめふり』もいつまでも歌い継ぎたい童謡の一つですね。

水辺の風景が人の心に潤いを与えるのと同じように、大人も子どもも癒やし、元気づけてくれる童謡・唱歌の数々…。

いつの時代でも私たちの心をとらえて離さないのは、日本人の情感や、古里の情景を表す美しい言葉やメロディーがいっぱい詰まっているからです。

教育は言葉を大切にすることからはじまります。情緒あふれる歌詞を伝えることは子どもの心を育てることにつながるでしょう。それなのに学校の教科書から、童謡や唱歌が減っているのは本当に残念なことです。

その影響でしょうか。赤ちゃんに子守歌を歌ってあげない若いお母さんが増えているそうです。そんなことから、子守歌の良さを見直そうという運動も起きていますが、童謡・唱歌や子守歌を歌い継ぐ家庭を増やしたいものです。

夕焼小焼の赤とんぼ 負われてみたのはいつの日か (三木露風作詞・山田耕筰作曲『赤とんぼ』)

赤とんぼを見たことのない子どもにも、家庭の努力で、こうした童謡・唱歌を生み出した作詞、作曲家の心を伝えることはできます。お父さんやお母さんが見た豊かな自然を思い浮かべながら、いっぱい歌った子どもはいつの日か、自分の子どもにもその歌を伝えてくれるはず。そうして歌い継がれるのが童謡・唱歌です。

あなたの周りに、子どもたちの元気な歌声が響いていますか。

「家庭の日」メッセージ (意見広告)

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。
 この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。