「家庭の日」メッセージイメージ

2005年12月の「家庭の日」メッセージ

スポーツで子どもの心の窓を開けよう

最近、ちょっと体を動かしただけで、「疲れた!」と、音をあげる子どもが多くなっています。みなさんの家庭のお子さんはどうでしょうか。

豊かになったおかげで、体格は親の世代よりも格段に良くなったにもかかわらず、子どもの運動能力や体力の落ちが目立ちます。社会環境や生活スタイルの変化で、子どもたちが体を動かす機会が減っているからです。

どの地方の学校でも、運動部の加入率が下がって、休廃部が続いています。団体競技では、部員の数が足りないためにチーム編成ができずに、大会への参加がままならない部も少なくありません。これではせっかくの練習に身が入らなくなり、部員がさらに減ってしまうという悪循環も起きてしまいます。

田舎でさえ、屋外で友だちと一緒に遊ぶ子どもの姿を見かけることが少なくなりました。少子化が進んで子どもの数が減ったことに加え、テレビゲームの普及で室内で過ごす子どもが増えたからです。スポーツへの興味・関心の低下や、屋外で友だちと一緒に遊ぶ習慣が少なくなりつつあることは、子ども自身の将来はもちろんのこと、日本の将来にとっても大きな問題です。

スポーツ・運動の習慣がないことは、体力がつかないというだけでなく、子どもの心の成長にも影響します。社会人になる前に、向上心や忍耐力、自主性、協調性などを身に付けておくことは大切で、スポーツは子どもの心を鍛える絶好の機会です。地域など人間関係が希薄になりがちな環境の中で、子どもたちが楽しみながら精神力や社会性を身に付けることができる教育の場がスポーツなのです。

体を動かしたあとの爽快感は、大人にとっても子どもにとっても同じで、明日への大きなエネルギーになります。スポーツは、単調な日常生活で閉じがちな心の窓を開け、家族の会話が弾むきっかけを与えてくれるでしょう。親がスポーツに関心あると、子どももまた興味を持つ傾向にあるそうですから、まず親が積極的に運動してください。

子どもの心と体をバランス良く育てるため、家族みんなでスポーツを楽しみましょう。

「家庭の日」メッセージ (意見広告)

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。
 この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。