「家庭の日」メッセージイメージ

2006年1月の「家庭の日」メッセージ

子どもに健全な金銭感覚を

クレジットカードの使いすぎで、自己破産する若者が増えているそうです。経済的に豊かになり、少女向け雑誌にさえ、数万円もする高価なブランド品の広告が載る時代。消費欲を刺激され続ける中、健全な金銭感覚を身に付けるチャンスを失ったまま大人になった若者が少なくないからでしょう。

お正月休みが終わったばかりです。子どもたちの手には、かなりの額のお年玉があるのではないでしょうか。子どもの数が減ったおかげで、祖父母が孫一人に与えるお年玉の額がアップしています。合計してみたら10万円以上になっていた、なんて子どももめずらしくありません。

労せずにお金を手にすると、その価値が分からなくなるのが心配ですが、子どもがお年玉やお小遣いを手にするのは、金銭感覚を身に付けるいいチャンスでもあります。もらったお金をどう使うのか、家庭でルールを決め、無駄遣いせずに計画的に使うことの大切さを学べるよう、工夫してみましょう。

そのためにはまず、子どもが周囲の大人からお金をいただいたなら、必ず親に報告させましょう。お金は本来、汗して働いたことに対する対価であることを教えることも忘れないように。お金の価値を知り、与えてくれた大人への感謝の思いが深まるはずです。子どもにある程度自由に使わせることで、欲しいモノがあってもすぐには買わないなど、自律心の涵養が期待できます。

お金さえあれば何でも手に入る時代です。幸福=お金と考える風潮が強まっています。だからこそ、子どものうちに、健全な金銭感覚を身に付けることが重要です。お金の価値を知ることは人間性を磨くことであり、世の中にはお金よりも大切なものあることを学ぶことなのです。

「家庭の日」メッセージ (意見広告)

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。
 この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。