「家庭の日」メッセージイメージ

2006年5月の「家庭の日」メッセージ

メディア利用のルールを

現代は「バーチャル社会」と呼ばれるほど、さまざまな情報機器が普及しています。テレビ、ゲーム、インターネット、携帯電話など、どれも子どもとの関わりが強いものばかりです。それだけに、情報の影響を受けやすい子どもを、その弊害からどう守るのか、大きな課題となっています。

子どもをメディアの悪影響から守るために必要なことは、まず有害な情報が子どもに届かなくするシステムを確立すること。そして、メディアを適切に利用する子どもの力(メディアリテラシー)を育てることです。

警察庁は研究会を設置し、バーチャル社会の弊害について研究を進めていますが、メディアの技術が高度になればなるほど、有害情報を規制する有効な手だては見いだしにくくなってきます。このため、家庭や地域、学校で子どものメディアリテラシーを育てることがより重要になっているのです。

ところが、最も身近なメディアであるテレビの視聴さえも、子どもの自由にさせている家庭が多いようです。旧文部省が行った調査では、子どものテレビの見過ぎを注意しない父親は韓国29%、米国33%、ドイツ39%、イギリス42%と、すべて半数を下回りました。しかし、日本だけは62%もいました。母親も同じで、日本だけが40%を超えました。このため、1日3時間以上テレビを見る子どもの割合は日本が最も多いのです。

みなさんの家庭では、メディアの使い方についてルールを設けていますか。テレビ視聴の時間を決めたり、出逢い系などの有害サイトにアクセスしないようにするため、パソコンや携帯電話を使う際のルールについて、家族で話し合ってみましょう。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。