「家庭の日」メッセージイメージ

2006年10月の「家庭の日」メッセージ

たばこに「NO!」は家庭から

肺がんや心臓病のリスクが高くなるなど、たばこの健康への悪影響が明らかになるにしたがい、たばこを吸う人の割合が少しずつ下がる傾向にあります。わが国の男性の喫煙率はすでに50%を切っています。

それでも他の先進国と比べると、たばこを吸う人の割合はかなり高いと言えます。さまざまな病気の原因となる喫煙はもっと減らしていく必要がありますが、喫煙率を下げる上で、これから力を入れる必要があるのが、未成年者の喫煙をなくすことです。

20歳未満の喫煙は法律で禁じられていますが、「好奇心」や「友人に誘われて」といったささいな動機でたばこに手を出す未成年者が少なくありません。そして、たばこの依存性によって止められなくなり、喫煙者になってしまうケースが非常に多いのです。

厚生労働省が行った全国調査では、中高生の喫煙経験率は男女とも学年があがるにつれて高くなり、高校3年では男子42%、女子27%。同男子で13%、女子4.3%は毎日喫煙しており、健康への悪影響が懸念されます。若い時からの喫煙は、大人になってから吸い始めた人よりも肺がんなどのリスクが高くなるのです。死亡率は吸わない人の約6倍だそうです。

たばこの危険性を教えるのは、中高校生になってからでは遅く、大人気分にあこがれる前の年代から進めるのが効果的です。実際、禁煙教育に力を入れる小学校が増えています。しかし、「たばこは体に悪い」と、子どもたちに教えても回りの大人が喫煙していては説得力に欠けます。

何よりも、大人が手本を示して、喫煙しないことです。少なくとも、子どもの前ではたばこを吸わないようにしましょう。家庭での喫煙は、他人が吸ったたばこの煙を吸ってしまう「受動喫煙」の危険もあり、回りの家族に大きな迷惑となります。

今は、どこの自治体でも喫煙防止のためのリーフレットなどを配布していますから、そうした資料を使って、たばこがどれほど健康に悪いか、親子で話し合ってみましょう。子どもの目に入るところに、たばこを置かないなど、たばこを身近なものに感じさせない工夫も大切です。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。