「家庭の日」メッセージイメージ

2007年1月の「家庭の日」メッセージ

「公」の場から有害情報の追放を

出会い系サイトを遮断する「フィルタリングソフト」の普及など、インターネット上の有害情報から、子供を守るための仕組みが議論されています。東京都は子供の使う携帯電話に、このソフトが付けられるように、販売店に説明義務を課す方針だそうです。しかし、子供が有害情報を目にするのはネット上だけでしょうか。

たとえば、電車の中。女性のヌード写真が掲載された雑誌やスポーツ新聞を広げている男性の姿をよく見かけます。こうした有害情報は当然、隣に座ったり、前に立った子供の目に入ることになります。

地方の駅前には、「子供に見せたくない雑誌・新聞はこの中へ」と書いた「白ポスト」が設置しています。電車の中で広げた有害情報を家に持ち帰らないようにしようという運動ですが、自分の子供の前で開くことができない雑誌や新聞を、ほかの子供が乗っている電車の中で平気で見るのは、おかしなことです。

また、男性の広げるヌード雑誌に、不快感を覚える女性も多いはず。不特定多数の人が集まる公共の場で、こうした雑誌を開くのは海外では見られないマナー違反であり、恥ずかしい行為です。外国人の観光客が日本の電車に乗って、そんな光景を目にしたらビックリするに違いありません。

さらには、理容室や病院などの待合所。だれもが出入りする場所であり、電車の中と同じような公共の場と考えるべきです。にもかかわらず、男性週刊誌や大人向け漫画雑誌がたくさん置いてあります。ここでも当然、子供の目に大人の広げた雑誌を通して有害情報が入ることになります。そうでなくても、表紙に女性のヌードを掲載する雑誌もあり、置いておくだけで子供に悪い影響を与えてしまいます。これも改めなくてはいけない日本の悪い慣習です。

電車にしろ、理容室の待合室にしろ、ちょっとした努力で子供に見せたくない雑誌をなくすことができるはずです。有害情報をなくし、みんなが気持ち良く過ごすことのできる公共の場にしたいものです。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。