「家庭の日」メッセージイメージ

2007年10月の「家庭の日」メッセージ

携帯利用のルールを決めましょう

携帯電話やパソコンを使ったメールのやり取りや掲示板への書き込みがさまざまな問題を引き起こしています。「ネットいじめ」もその一つです。今年7月には、神戸市の私立高校3年の男子生徒がHPやメールなどで受けたいじめを苦にして飛び降り自殺し、同級生3人が逮捕されました。エスカレートしやすいネットいじめの恐ろしさを浮き彫りにした事件でした。

兵庫県教育委員会が行った調査によると、携帯電話やパソコンを使ったいやがらせなどの問題が起きた学校の割合は小学校10%、中学校67%、高校45%もありました。しかし、使う時間やメールの使い方について、家庭でルールを決めているのは小学生53%、中学生43%、高校生33%と、多くありません。

子どもたちの間に急速に普及する情報ツールの中で、さまざまなトラブルを引き起こしているのが携帯電話です。高校生の95%が所有するなど、すっかり必需品になっていますが、それを与える大人は、その便利さばかりに目が奪われ、使い方によっては被害に遭い、時には加害者にもなる危険性が潜んでいることを知る必要があります。

犯罪とまでいかなくても、電車内での通話など、若者のマナーの乱れは目に余るものがあります。掲示板への何気ない書き込みが友人を傷つけているかもしれません。携帯メールやネット接続が盛んになったのはだれもが簡単に、しかも匿名でも使えるからです。しかし、これらは一歩間違えば「無責任」に陥りやすい特性です。

このため、携帯電話を使う人には強い自制心が求められますが、大人は使う際のモラルやルールを十分理解させ上で、子どもに携帯電話を与えているでしょうか。子どもをネットいじめの加害者にも被害者にもしないために、携帯電話の節度ある使い方について、家庭で話し合ってください。大人には与えた責任があることを忘れずに。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。