「家庭の日」メッセージイメージ

2007年11月の「家庭の日」メッセージ

「児童ポルノ漫画」を禁止しよう

「MANGA」が世界の共通語になるほど、日本の漫画は世界から高い評価を受けています。ところがいま、同じ漫画でも世界から強い非難を浴びているものがあります。子供を性欲の対象として描いた「児童ポルノ」です。

もともと日本は児童ポルノに甘い国です。児童買春・ポルノ処罰法が施行し、それまで野放し状態にあった子供のポルノが禁止になったのは1999年のこと。それも国際社会からの強い要請を受けて、やっと成立した法律です。

しかし、この法律は漫画やアニメを禁止の対象にしていません。このため、子供をわいせつに描いた雑誌やビデオが街で堂々と売られているのです。漫画文化の発信地となっている秋葉原には多くの外国人観光客が訪れますが、店に並ぶグロテスクな漫画本を見て一様に顔をしかめています。

問題は国内だけにとどまっていません。インターネットを通じて、日本の子供のわいせつ漫画は世界に拡散しており、誇るべき日本文化の評価を傷つけてしまっているのです。

現行法は、実在する子供の人権を守る観点から制定されたため、架空の子供を描いた漫画やアニメは、禁止の対象外となったのです。しかし、たとえ絵であっても子供を性的に描くことは児童ポルノの一つだと、私たちは考えます。

この児童ポルノ漫画を認めることは、子供を性欲の対象としてもかまわないという間違った風潮を生み出して、子供の性犯罪被害を増やす危険があり、放置しておくことは許されません。現行法の不備を憂える声は高まっています。内閣府の調査では、漫画やアニメも規制すべきだと考える国民は9割に達しました。

児童買春・ポルノ処罰法は2004年に一度改正され、処罰の範囲を広げましたが、同法には、施行後3年を目途にした見直し規定があります。その年は今年です。日本のアニメ文化の汚点となっている児童ポルノ漫画を禁止するため、私たちは法律の改正あるいは新法の制定を求めます。子供たちを悪質な性犯罪から守ることは、大人社会の責任だからです。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。