「家庭の日」メッセージイメージ

2008年2月の「家庭の日」メッセージ

自然保護は「もったいない精神」から

日本人一人が1日に出すゴミの量を知っていますか。平均1キロにもなるそうです。全国で1年間に出るゴミ(一般廃棄物)の総量は約5千万トン。これは東京ドームの135杯分に相当する膨大な量です。

スーパーやコンビニでもらうレジ袋をはじめ、食べ物や使い捨ての商品を入れたレトルトパックやトレーなど、買い物をするたびに、家庭のゴミ箱はいっぱいになります。また、次々登場する新製品に買い換えることで、まだ使えるのに処分される電化製品。私たちは豊かで快適な生活の代償として、毎日大量のゴミを出していますが、それは自然破壊の大きな原因になっていることを忘れてはいけません。

地球温暖化など、自然破壊の影響を肌で感じるようになってきました。美しい自然を次世代に残すためにはどうしたらいいのか。政治、産業、学会など、あらゆる英知を集めて議論されていますが、抜本的な解決策は見つからないのが現状です。

ただ、はっきりしていることは一人ひとりの意識が変わらなければ、自然を守ることはできないということです。ゴミの大量廃棄やエネルギーの大量消費による自然破壊は、快適さ便利さを優先する生活スタイルが一般的になった半面、自然や物を大切に思う心が失われた結果として生じた地球問題だからです。

環境保護についての意識が高まる中、世界でいま、日本の「もったいない精神」が注目を集めています。物の本来あるべき姿がなくなることを惜しむこの言葉が、地球の美しい自然を守るキーワードになると考えられているのです。

日本でゴミが増加しているのは、物や食糧、そして自然を大切に思う心が忘れられ、無駄や浪費が多くなっているからでしょう。みなさんの家庭では、便利さに慣らされてしまって、「面倒くさい」という心が日常を支配していないでしょうか。買い物袋を持参すれば、レジ袋は必要ありません。

私たち一人ひとりが「もったいない精神」を取り戻せば、ゴミの削減や省エネの実現もそれほど困難ではないはず。美しい自然の保護は、私たちの意識改革から始まるのです。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。