「家庭の日」メッセージイメージ

2008年4月の「家庭の日」メッセージ

環境美化運動で心を磨こう

「割れ窓理論」というのをご存じでしょうか。

米国でかつて、こんな実験が行われました。ナンバープレートを外したうえで、自動車をボンネットを開けたまま放置したところ、一週間変化はありませんでした。しかし、窓の割れた自動車を放置しておくと、バッテリーをはじめ次々と部品が盗まれ、一週間後にはスクラップになってしまいました。

このことから、割れた窓をそのまま放置するなど、ちょっとした秩序の乱れはそれだけにとどまらず、さまざまな犯罪を誘発し、逆にゴミやタバコの吸い殻のポイ捨てなどをなくして、街をきれいにすることは、凶悪犯罪の減少にもつながるという考え方です。

実際、割れ窓理論に基づき、ニューヨーク市が落書きを消したり、空き缶の投げ捨てを徹底的に取り締まったりしたところ、凶悪犯罪が激減しました。こうした実例から、日本でも最近、ゴミや落書き、違法ビラなどをなくす環境浄化運動に積極的に取り組む自治体が多くなってきました。

街からゴミをなくすだけでなく、そこに花をいっぱい咲かせたなら、犯罪がなくなるのはもちろんのこと、人々の心も豊かになって、どんなにか住み良い社会になることでしょう。

政府の世論調査によると、国民の6割は社会貢献をしたいと考えています。中でも特にやってみたいと思っているのは「自然・環境保護に関する活動」です。街の美化運動は気持ちがあれば、だれもが気軽に参加できるボランティア活動ですから、この運動を全国に広げたいものです。

各地で行われている美化運動に一度参加してみてください。そのあとは、自然が愛しく感じられ、ゴミやタバコの吸い殻のポイ捨てはできなくなるはず。美化運動は街だけでなく、人の心もきれいにするのです。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。