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2008年6月の「家庭の日」メッセージ

薬物乱用を撲滅しよう!

6月26日は「国際麻薬乱用撲滅デー」でした。薬物の乱用は人の健康を害し、精神を蝕むだけでなく、社会や国家の健全な発展を脅かす世界的な社会問題です。これを撲滅するためには世界的な取り組みが必要なことから、1988年に第1回のキャンペーンが始まりました。

薬物にはヘロイン、コカイン、大麻、合成麻薬などさまざまありますが、最近、とくに若者の間に広がっているのが、錠剤型合成麻薬の一つMDMAです。昨年1年間に押収された量は131万5千錠と、それまで最高だった約40万錠の3倍以上に達しました。若者を中心にした乱用の広がりが、押収量の急増につながったのです。

日本で薬物というと、かつては入手が難しく、普通の人にはあまり身近な問題ではありませんでした。このため、今でも「うちの子に限って」と楽観視する保護者がほとんどです。しかし、最近はインターネット上や都会の街角での密売が簡単に行われています。つまり、薬物の魔の手はどんな人にも届くところに迫っているのです。

中でも、MDMAの場合、カラフルな錠剤で、しかも有名ブランドのロゴや、アニメキャラクターのマークが施されるなど、薬物に対する恐怖心や罪悪感を若者からなくす工夫がされています。また、「痩せられる」といった甘い言葉に誘われて、手を出す女の子も少なくありません。

さらに、医師の処方する睡眠薬や精神安定剤など「向精神薬」を覚醒剤代わりに乱用する問題もおきています。この場合、「処方薬だから」と、ほとんど罪悪感がないまま、依存症になってしまうので、注意が必要です。

人間関係でのトラブルや孤独感からの逃避のほか、ちょっとした好奇心から安易に薬物を使いはじめる人が多いのですが、それは薬物の恐ろしさを知らないから。依存性の強い薬物は止めようと思っても止められません。使い出してから、その恐ろしさに気付いてももう遅いのです。

麻薬乱用撲滅デーを契機に、薬物乱用は人の一生を破壊するだけでなく、社会の安全をも脅かす大変危険なものだということをしっかりと理解し、「絶対に手を出さない!」と誓う運動を広げましょう。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。