「家庭の日」メッセージイメージ

2008年7月の「家庭の日」メッセージ

夜型生活スタイルを変えよう

地球温暖化防止のために、コンビニの深夜営業を自粛してはどうか、という声が高まっています。店舗の節電になる上に、若者に多い夜型の生活スタイルを見直すきっけかけになるだろう、と期待されることから、多くの自治体がコンビニ業界に自粛を呼びかけています。

地球環境を守るためには、省エネの努力が欠かせません。コンビニに限らず、レストラン、ゲームセンター、ファストフード店など、さまざまな商業施設の深夜営業が本当に必要か、見直すことは、省エネ努力の象徴になることは間違いありません。

しかし、政府の調査によると、若い世代ほど、深夜営業は「必要だ」と答える割合が高くなっています。日本のコンビニが24時間営業をはじめてから33 年。幼い時から夜型生活スタイルに慣らされてしまっている若者は、深夜営業のない生活をイメージすることさえできないのかもしれません。

兵庫県西宮市教育委員会が昨年12月、小学校6年生の児童に、就寝時間を尋ねたところ、「午後11時以降」が30%も占めました。中学生、高校生と学年が上がれば、この割合はさらに高くなっているはずです。

子供の夜更かしに良いことはありません。生活の乱れ、家族との会話不足、夜間徘徊、学力低下など、さまざまな面に悪影響を及ぼします。子供に注意するだけでなく、大人の影響を受けて、夜更かしをする子供も多いはずですから、まずは大人から現在の生活スタイルを見詰め直すことも大切です。

コンビニ業界は国民の生活スタイルに合わせて、24時間営業を続けている、と自粛には反対を表明していますが、これでは鶏と卵のどちらが先かの議論になってしまいます。大切なのは行政、家庭、業者がともに、地球環境を守るため、そして若者の健全育成のために、夜型生活をどうやったら変えることができるか、という共通の目標に向かって協力することでしょう。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。