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2008年9月の「家庭の日」メッセージ

運動で体鍛え、夢育てよう

スポーツの秋——。爽やかな風を感じながら、大人も子供も体を動かすには最適の季節です。今年夏には、4年に1度のオリンピックが開かれました。日本選手の活躍に刺激されて、「将来のメダリスト」を夢見て、スポーツを始めた子供が多いのではないでしょうか。

私たちの人生は、夢と希望がなければ、あじけないものになってしまいます。野球、サッカー、水泳などの一流選手になり、オリンピックに出場することそれ自体が大きな夢ですが、スポーツをする意義はそれだけではありません。日ごろの仕事や勉強の疲れを癒す娯楽であるとともに、人生の目標実現に欠かせない体力、そして精神的な強さを育てることにもとても役立ちます。

最近は子供の体力低下が心配されています。身長が伸び、体重も増えているのですが、体力のなさが目立っています。テレビ・ゲームやコンピュータなど、家の中で遊ぶことがほとんどで、野外を走り回ることが減ったからでしょう。

たとえば、文部科学省が調べた11歳(男子)の運動能力。今から23年前の昭和60年は、50メートル走の平均は8.75秒でしたが、平成17年は 8.95秒と遅くなっています。ソフトボール投げも33.98メートルから29.80メートルと、記録が下がっています。

この調査では、スポーツをする頻度が多い子供ほど運動能力が高いことも分かっていますから、体力低下の原因は運動不足なのです。子供は日本の将来を背負って立つ「社会の宝」です。その子供の体力が落ちるということは、大変深刻な問題です。

 それからもう一つ、家族でスポーツを楽しむことに大切な意義があります。家族の絆を強めることです。かつての日本では、農作業など家族総出で働くことが普通でしたが、今は家族みんなで何かを行う機会はあまりありません。

家族でスポーツを楽しむことは、親子で力を合わせて共通の目的を達成する場にもなるので、家族のコミュニケーションが深まります。家族の話題づくりにもなりますから、スポーツを楽しんだあとは、家族団らんに花が咲くことでしょう。秋に限らず、家族みなでスポーツを楽しみましょう。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。