「家庭の日」メッセージイメージ

2009年5月の「家庭の日」メッセージ

自転車はゆっくり安全に乗ろう

公園の草木や街路樹の緑が濃さを増しています。自転車をこぎながら、さわやかな風の感触を楽しむにはもってこいの季節。健康ブームの影響もあって、サイクリングを楽しむ人が多くなっているようです。

でも、気をつけないといけないのが事故。多発する自転車事故の中で、とくに目立っているのは自転車同士の事故と対人事故の増加。10年前に比べると、前者は6.5倍、後者は4.5倍にもなっています。自転車に乗る人なら、自転車や歩行者とぶつかりそうになって、ハッとした経験はだれにでもあるはずです。

免許のいらない気軽な乗り物だからと、自転車を軽く考えてはいけません。自転車も車の仲間。事故になると、大けがをしますし、最悪の場合は命に関わることもあります。昨年一年間では、自転車に乗っていて717人が亡くなりました。今年4月には、高校3年生の男子生徒が乗った自転車にはねられ、63歳の男性が死亡するという事故もありました。

被害者になっても、加害者になっても、事故で人生を狂わせることもあるのが自転車です。交通ルールを守るのはもちろんのこと、ゆっくりと安全運転を心がけましょう。子供が乗る時は、事故の時に頭を守ってくれるヘルメットをかぶるのを忘れないように。また、狭い歩道を走る時も注意が必要です。

自転車は車道を走るのが原則ですが、昨年6月1日の道路交通法の改正で、13歳未満の子供や、70歳以上のお年寄りなどに、自転車の歩道通行が認められるようになりました。この場合でも、歩行者優先で、いつでも止まれるスピードで乗るのが基本です。ましてや、友達同士でふざけながら乗るのは危険ですから、保護者から注意してください。

若者や大人でよく見かけるのが、携帯電話で話しながらの通行。片手乗りだけでも危険な上に、注意散漫となって、事故を引き起こします。こちらも絶対にやめましょう。

子供に自転車の安全な乗り方を教えるには、大人が手本を見せるのが一番。ここはお父さんの出番です。車道の左側通行、交差点での一時停止など、親子でサイクリングを楽しみながら、安全ルールとマナーを教えれば、親子の絆はさらに強まるでしょう。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。