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2009年10月の「家庭の日」メッセージ

子供の肥満に注意しましょう

秋の運動会シーズンが終わりました。小中学生の保護者のみなさんは、自分たちの子供時代よりも、太った子供が増えていることに気づきましたか。大きな体を重そうに揺らしながら、懸命に走る姿はほほえましくもありますが、健康への影響が心配です。

厚生労働省の調べによると、「太りぎみ」を含めると、小学高学年男子では28.5%、女子は22.8%が肥満傾向にあるそうです。親の世代と比べると、肥満は1.5倍から2倍になっているそうです。これでは運動会で太った子供が目立つわけです。

子供の肥満は日本だけでなく世界的な傾向です。中でも米国では深刻で、炭酸飲料やスナック菓子などのジャンクフードの食べ過ぎが原因の一つになっていることから、これらの子供向け広告を自主規制しようという動きも出ています。

日本でもジャンクフードをはじめとした食生活の欧米化に加えて、テレビゲームや塾通いで、野外であまり体を動かさなくなっている子供が多くなっています。自家用車やスクールバスでの登下校が増えたおかげで、ちょっと歩くことさえおっくうがる子供もめずらしくありません。親が育った時代と違って、今の子供たちは、ほうっておけば肥満になりやすい生活環境の中で暮らしているのです。

子供の肥満は、運動能力の低下だけでなく、高血圧、糖尿病など生活習慣病の下地をつくっているようなもの。また、寝ている間に呼吸が何度も止まる「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こすこともあります。そうなると、昼でも眠気、集中力が落ちるなど学習意欲にも影響するので、要注意です。

このほか、肥満はさまざまな疾患のリスクを高めますから、保護者は子供が太りすぎないように気を配る必要があります。子供の食生活や生活習慣の見直しは、親や家庭が関わらなければ難しいものです。親の愛への“飢餓感”が食べ物に対する執着心を生むこともあります。子供の健康に責任を持つのは家庭です。子供の太りすぎに注意しましょう。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。