「家庭の日」メッセージイメージ

2010年1月の「家庭の日」メッセージ

結婚と出産の喜びを伝えよう

昨年暮れ、内閣府の「男女共同参画社会に関する世論調査」の結果が公表されました。それによると、国民の7割は「結婚してもしなくてもどちらでもよい」と考えていることが分かりました。結婚の価値を軽く考える傾向は若い世代ほど強まっています。20代では9割近くがこの考えに賛成しています。

また、「結婚しても必ずしも子供を持つ必要はない」という考えには、43%の人が賛成しています。こちらも若い世代になるほど、この考えに同調する人が増え、20代では63%に達しています。

少子高齢化が社会の活力を奪うと言って、大きな問題となっていますが、若い世代の人口が減っているのに加え、この世代で結婚や子供を産み・育てることの意義を軽く考える傾向が強まれば、子供の数はさらに少なくなることは避けられません。日本の将来が崖っぷちに追い込まれていると言っても過言ではない状況です。

社会が立ちゆかなくなるとはいえ、結婚や出産は無理強いできるものではありません。「結婚したい」「子供を産み・育てたい」と、適齢期の若者が自然に願うようになるには、家庭生活が鍵です。結婚して家庭を築き、子供を産み・育てることの意義と喜びを、親が子供に身をもって伝えることが大切なのです。

この原則は昔から同じです。しかし、結婚や出産を軽んじる社会風潮が強まっている現状では、家庭の役割はより一層強まっていると言えます。社会の流れに合わせて、家庭でも「結婚は個人の自由だから、してもしなくてもいいよ」と教えたら、どうなるでしょうか。

そうでなくても、今の若者は他人との深い関わりを嫌う傾向にありますから、大人が意識して、子供に結婚と出産の意義と喜びを伝えなければ、家庭を築くという人間の基本的な営みはどんどん先細りしてしまいます。結婚、そして子供を産み・育てることの意義と喜びを伝えることにおいて、家庭は基本であるとともに、最後の砦なのです。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。