「家庭の日」メッセージイメージ

2010年4月の「家庭の日」メッセージ

子供は外遊びをしよう

もうすぐ「こどもの日」(5月5日)。青空を勢いよく泳ぐ鯉のぼりは端午の節句の風物詩です。ところが近年、鯉のぼりを揚げる家庭が減るとともに、その下を元気に駆けずり回る子供の姿もめっきり少なくなってしまいました。

子供は元来、群れて外遊びするのが大好きですが、その外遊びをしなくなったことで、子供にさまざまな変化が出ています。最も顕著なのは体力の低下です。

文部科学省の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、小学校5年生の体力を昭和60年度と平成21年度で比較した場合、反復横とび以外は男女とも平成21年度が下回りました。たとえば、50メートル走は男女とも0.3秒も遅くなり、ソフトボール投げは男児が4.5メートル、女児も3メートル記録が落ちています。

子供の体力低下が目立ってきたのは、昭和60年ごろからで、日本人の生活様式の変化が激しくなった時期と重なります。ファストフード店やファミリーレストランなどの外食産業が増える一方、家庭にテレビゲームが普及して子供の遊びの形態も変わり始めました。

食生活の変化、そして外遊びの減少が子供の体力低下を招いたと言えます。運動能力の低下で、ちょっと転んだだけでも骨折してしまう子供が増えています。小学生の骨折発生率は過去20年で1.7倍にもなっているそうです。また、群れ遊びをしなくなったことで、協調性などの社会性を欠いた子供も少なくありません。

外遊びが大切と言っても、子供の数が少なくなり、しかも屋内で遊ぶゲーム機器が普及した現在、子供の自発性に任せていては子供は野外に飛び出していきません。まず親が意識を変え、休みの日には子供を積極的に野外に誘ってください。そして、子供と一緒に遊び、その楽しさを教えた上で、子供同士で遊ぶことを勧めることが効果的です。ゴールデンウィークはその絶好の機会。家族みんなで屋外に出て、体を動かしましょう。子供の体力向上に役立つはずです。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。