「家庭の日」メッセージイメージ

2011年3月の「家庭の日」メッセージ

性犯罪者のGPS監視に賛成

熊本市で3歳の女児が殺害されて遺棄されるという許しがたい犯罪が起きました。この事件では、大学生が死体遺棄で逮捕されました。鹿児島県内では、小学校から帰宅途中の女児がトイレに連れ込まれてみだらな行為をされる事件があり、23歳の男が逮捕されました。

幼い子供への性犯罪は、最も卑劣な犯罪です。最近、それが増える傾向にあり、憂慮される状況です。たとえば、児童ポルノの被害者数は昨年、618人に達しました。前年より213人増えて、過去最高です。被害者の心身の傷を思うと、激しい怒りを覚えます。進入学シーズンを迎え、多くの保護者はわが子が犯罪の被害に遭わないか、不安を抱いていることでしょう。

性犯罪は再犯が多いのが特徴です。性犯罪の前歴のある強姦罪の出所者の再犯率が4割近くに達するデータがあります。このため、宮城県のように、前歴者に全地球測位システム(GPS)を着装させることを含めた性犯罪の再犯防止策を検討する自治体が出てきました。

私たちは、前歴者へのGPS着装をはじめとした再犯防止策の導入は急務だと考えます。子供を性犯罪から守るのは国の責任ですから、一部の自治体だけでなく、全国的に導入することを検討すべきでしょう。

性犯罪に厳しい姿勢をとることは、世界的な傾向です。米国、フランス、韓国など前歴者にGPSを着装させる国は少なくありません。子供への性犯罪の場合、薬物治療を行う国もあります。

犯罪者の人権についても、配慮すべきだという声があります。しかし、優先させるべきは、被害者を増やさないための再犯防止策です。再犯させない方策を採ることは、前歴者のためにもなることです。また、地域社会による監視の目を強める一方、幼児性愛者の忌まわしい欲望を刺激する児童ポルノの撲滅にも力を入れる必要があるでしょう。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。