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2011年6月の「家庭の日」メッセージ

節電で強まる家族の絆

夏を前に、「緑のカーテン」として利用できるゴーヤや朝顔、そして太陽光を遮るすだれやよしずの売れ行きが好調だそうです。夏の電力不足が懸念されることから、政府は企業と一般家庭に対して、昨年夏より15%の節電を求めていますが、7月1日がそのスタート。日よけの設置はエアコンの電力消費を減らすことができることから注目を集めているのです。

日本の電力の3割は原発に頼ってきました。しかし、東日本大震災後、稼働できない原発があります。政府による節電要請は東京電力、東北電力管内が対象ですが、原発の安全性に対する住民の不安が高まり、定期検査を終えた原発の再稼働ができないことも予想されます。そうなると電力不足は全国に拡大するので、節電は全国的な課題といえます。

電力需要はエアコンを使う7、8月がピークです。今年はこの時期、東京電力で10.3%、東北電力も7.4%、供給が不足します。需要が供給量を超えると、大規模停電が起きて、大混乱を引き起こしますから、それは絶対に避けなければなりません。

節電の鍵を握るのは家庭です。日本の電力消費は工場、オフィス、家庭がそれぞれ3分の1ずつとなっていますが、工場やオフィスではバブル崩壊後、効率化が進んでいます。その一方で、エアコン、情報機器、大型冷蔵庫の普及など、私たちの生活が便利になるにしたがい、一世帯あたりの電力消費は増え続けているのです。

エアコンの設定温度を2度上げると10%、止めると15%の節電効果があるそうです。このほか、人のいない部屋の電気を消したり、使っていない機器のコンセントを抜いたりするなど、節電の工夫はたくさんあります。

節電で大切なのは、「不便になる」と後ろ向きになるのではなく、「社会のためになる」「ムダが省ける」と前向きに捉えること。さらには、15%節電には家族みんなの協力が欠かせませんから、真剣に取り組めば家族の絆が強まるはずです。そして、前向きの発想があれば、良い知恵や工夫も浮かぶものです。この夏、家庭でどんな工夫ができるのか。家族みんなの話し合いの場を設け、節電に積極的にチャレンジしましょう。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。