「家庭の日」メッセージイメージ

2011年9月の「家庭の日」メッセージ

五輪招致で一つになろう

空気が澄み渡り、深呼吸したくなる季節になりました。スポーツの秋です。47年前の10月10日、東京五輪の開会式が国立競技場で行われました。アジアで初めてのオリンピックを祝福するような青空と、天にも響くファンファーレの音色が印象的でした。「体育の日」はこの日を記念して生まれました。

東京都は再び五輪を招致するため、2020年夏季五輪の開催地に立候補申請しました。東日本大震災、原発事故、経済の停滞などで日本は今、閉塞感に包まれています。後ろ向きになりがちな国民の気持ちを前向きにする上で、オリンピックは最適のスポーツイベントです。東京都、日本オリンピック委員会(JOC)、政府、そしてみんなが一つとなって、56年ぶりの東京五輪を実現させたいものです。

ほかに立候補したのはローマ、マドリード、イスタンブール、ドーハ、バクーの五都市。来年5月の一次選考で4都市程度に絞り込まれたあと、2013年9月の国際オリンピック委員会(IOC)で開催都市が決定します。これら強力なライバルに勝つには、いくつかの課題があります。

一つは大会の意義づけです。テーマは「震災からの復興」になるようですが、オリンピックと被災地を結び付けてより説得力のある形にすることが必要でしょう。東京での五輪開催は日本のためだけではありません。大震災から立ち直った姿を示すことができるなら、自然災害や戦禍など苦境の中にある世界の人々に希望と勇気をもたらすはずです。

もう一つの課題は、私たち国民の熱意です。2016年五輪の招致に東京が失敗した要因の一つは、この熱意が足りなかったことです。IOCの調査では、東京五輪への日本人の支持率は59%で、立候補4都市中、最下位でした。自分の身の回りのことだけに関心を持つ一方、社会全体で何かに取り組むことに消極的になっている人が多くなっていることが分かります。

2020年という節目に、国民みんなで実現する「夢」としてオリンピックほど相応しいものはありません。日本人が一丸となって五輪誘致を勝ち取り、日本と世界を元気にしましょう。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。