「家庭の日」メッセージイメージ

2012年2月の「家庭の日」メッセージ

子供のスマホ使用は危険

ケータイが普及し始めてから約20年になります。ところが今、販売店の棚を占領するのはスマートフォン(スマホ)。若者を中心に、急速に普及しています。

若者へのスマホ普及はいずれ一段落しますが、業者が次に販売ターゲットにするのは子供です。通話とメールができれば十分と考えるシニア世代は、スマホにそれほど魅力を感じないからです。あるケータイ会社のサイトをのぞくと、「子供向けアプリもたくさんあります」とあり、子供への普及に力を入れ出しているのが分かります。

しかし、スマホは小さなパソコンであり、子供の利用には多くの危険が潜んでいますから、保護者は注意が必要です。問題の一つは、アダルト情報などの有害サイトに曝(さら)される危険が高いことです。ケータイの場合、有害サイトを遮断するフィルタリングの使用が義務づけられていますが、スマホは有害サイトから子供を守る対策がまだ不十分です。

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツの調査では、ネット上の有害サイトを見た経験のある未成年者は、スマホ非所有者の場合37%だったのに対し、所有者は64%に上りました。また、所有者の半数にネットで知り合った友人がおり、そのうち30%弱が「一人で会いに行った」と答えています。

「公共の場所などで静かにしてほしいときも、スマートフォンが役立ちます」——これは、スマホが子守り代わりになると宣伝する業者の広告です。

電車に乗ると、ベビーカーに乗る幼児にスマホを与えてゲームをさせている母親を見かけますが、物心つかない時からスマホでゲームをやったらどうなるでしょうか。タッチパネルを操作するように、何でも指で簡単に動くと錯覚してしまい、現実と仮想の区別がつかなくなるのが心配です。とくに、残忍なゲームに夢中になれば、命の大切さが分からなくなってしまいます。子供のスマホ使用には慎重かつ十分に注意しましょう。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。