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2012年7月の「家庭の日」メッセージ

TV局は「放送休止」で節電を

関西電力・大飯原発の再稼働で節電目標が緩和されましたが、今年の夏も全国的な電力不足が懸念されています。そこで各家庭で求められているのが節電努力です。

家庭での節電というと、真っ先に言われるのがエアコンの温度設定を上げることです。ある調査によれば、2度上げると、約20%の節電効果があるそうです。ところが、それよりもさらに節電効果が高い方法があるのを御存知ですか。テレビを消すことです。

野村総合研究所が昨年4月15日にまとめた提言「家庭における節電対策の推進」によると、家庭のエアコンを1台止めて節電できるのは130Wです。ところが、液晶テレビを消すと、その1.7倍にあたる220Wも節電できるのです。

夏休みに入ると、子供たちがテレビを見る時間も長くなります。テレビの前に座れば当然エアコンをつけます。節電が最も必要なのは電力需要がピークになる午後2から4時の間。この時間帯に、家庭のテレビを消して、子供たちが外で遊ぶようにすれば、エアコンも必要ありませんから二重の節電になります。

それ以上に最も効果的なのはこの時間帯、テレビ局が自ら放送を休止することです。これには前例があります。第一次と第二次のオイルショック(ともに1970年代)の際には節電のため、テレビ局は日中と深夜の放送を中止したのですから、現在もできないことではありません。

日中の放送は、どの局も同じような情報番組ばかりです。しかも、有名人のスキャンダルやタレントを起用した食べ歩き情報など、なくても生活に困らない内容がほとんどです。もちろん、子供に必要ないばかりか、悪影響を与える低俗番組も少なくありません。

日中にテレビが消えることは、節電ができる上に、子供たちが低俗情報に触れる心配もなくなります。また、外で運動をすれば、体も鍛えられますから、いいことずくめです。

この夏休み、各家庭では日中、テレビを付けないよう努力したいものです。そして、家庭に節電を呼び掛けているテレビ局は率先して放送を休止し、節電に協力すべきではないでしょうか。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。