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2012年11月の「家庭の日」メッセージ

ネット依存に注意しよう

インターネットの普及にともない、若者の「ネット依存」が各国共通の悩みとなっています。ネット依存とはゲーム、メール、チャットなどに夢中になって、自分ではコントロールできなくなる状態を言いますが、「若い時にネットにはまるのは誰にでもあること」と、甘く考えてはいけません。

運動不足、視力の低下、ひきこもり、睡眠障害、昼夜逆転の生活など、本人の心身の健康を害するだけでなく、人間関係を悪化させて周囲の人も苦しませる深刻な問題です。韓国や中国では、長時間ゲームを続けて死亡したケースもあります。

ネット依存症の治療に取り組む久里浜医療センター(神奈川県)が4年前に行った調査によると、我が国では271万人にネット依存が疑われることが分かっています。しかも、この調査には未成年者が含まれていません。未成年者のネット依存は、この数を上回る可能性が大きいと考えられています。

その便利さから、今では生活に欠かせない存在となったネットですが、若者の依存症は、400万人以上と言われるアルコール依存症を超える広がりを見せているのです。

同センターのように、外来診療を行う医療機関も出てきましたが、治療に何年もかかるケースもあります。そのような不幸を引き起こさないためにも、子供のネット利用には細心の注意を払いましょう。ネット依存症を防ぐカギを握るのは家庭です。

子供のケータイ、ネット利用にルールを設け、とくに長時間使用しないことを習慣化させることが大切です。また、若者が豊かな人間関係を築き、ネットに必要以上にのめり込まないですむ環境づくりは家庭の責任なのです。

第3日曜日は「家庭の日」

「家庭の日」は、社団法人「青少年育成国民会議」が進めてきた「家庭の日」運動に端を発し、今ではほとんどの自治体が、第3日曜日を「家庭の日」に定めています。さらに政府は11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後1週間は「家族の週間」として定めました。この日を機会に、家族の強い絆を確認できれば、それは家族みんなへの素敵なプレゼントになるでしょう。

※APTFでは、毎月「家庭の日」に合わせ、新聞などの媒体に意見広告を出しています。