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2013年4月の「家庭の日」メッセージ

スマホにフィルタリング忘れずに

新年度がスタートしました。中学校や高校に進学した子供を持つ家庭では、新入学を契機に、携帯電話やスマートフォン(スマホ)を買い与えた保護者が多いのではないでしょうか。「友だちはほとんど持っているよ」と子供に言われて、これから購入する予定の家庭、あるいはそれまで所有していた子供用機種を買い換える家庭もあるでしょう。

内閣府が昨年11月に行った調査によると、携帯電話かスマホを持っている割合は、小学生27.5%、中学生51.6%、高校生98.1%でした。このうち、スマホはそれぞれ7.6%、25.3%、55.9%でした。スマホの場合、3年前の調査と比べると、中学生は4.7倍、高校生は7.8倍に急増しています。

インターネットに接続できる携帯電話が普及したことで、子供が出会い系やアダルトサイトにアクセスしたり、ゲームに夢中になって高額料金を請求されたり、さらにはネット依存になって人と直接会話しなくなったりなど、様々な弊害が表面化しています。

子供のスマホ利用で心配なのは、これらの危険性がさらに高まることです。スマホはパソコンと同等の機能を持つからで、たとえばわいせつ動画は簡単に視聴できてしまうのです。子供にスマホを与える保護者に、こうした情報器機の弊害についての認識が足りないのが気がかりです。

もし、子供にスマホを使わせるなら、携帯電話以上に子供を守るための対策が必要ですが、そのためにはまず保護者がスマホの機能について正しい知識を持つことが必須です。

そして、忘れてはならないのはフィルタリングサービスを利用すること。スマホの場合、携帯電話と違って電話回線と無線LANのそれぞれに制限をかける必要があります。販売店で相談し、絶対にフィルタリングなしで子供に使わせることのないようにしてください。

電車の中で、大人がゲームに夢中になっている姿をよく見かけます。大人でもそうなのですから、子供ならさらにのめり込みやすいのがスマホです。親子で話し合って、利用時間を制限するなどのルールを決めてから与えるようにしましょう。