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2016年5月の「家庭の日」メッセージ

子供にお手伝いさせよう

新年度スタートによって変わった生活環境にも少しずつ慣れて、気が緩む時期です。生活習慣の乱れは心の乱れにつながり、注意が必要です。

国立青少年教育振興機構が5月はじめに公表した調査結果は、子供の生活習慣の大切さを裏付けています。よくお手伝いをし、早寝早起き・朝食を取る・あいさつをするなどの生活習慣が身に付いている子供ほど、「今の自分が好き」など、自己肯定感が高くなることが分かりました。

たとえば、日頃のお手伝いの量によって、子供を5つのグループに分けると、最もお手伝いをするグループでは、自己肯定感が「高い」「やや高い」子供の割合は63.4%、「やや低い」「低い」は33.5%でした。また、そうした子供は「友達が悪いことをしたら、やめさせる」など道徳観・正義感が強くなる傾向が見られました。

一方、お手伝いが最も少ないグループでは、自己肯定感が「高い」「やや高い」22.4%、「やや低い」「低い」50.7%で、対照的な結果となっています。このほか、自然体験、生活体験が豊富な子供ほど、自己肯定感が高いことも分かりました。

「子供がスマホを手放さない」と悩んでいる保護者が少なくないようですが、よくお手伝いをし、生活習慣が身に付いている子供ほど「スマホ熱中度」が低いことも分かりました。つまり、お手伝いをさせるなど生活体験を充実させ、規則正しい生活習慣を身に付けさせることで、子供の自己肯定感、道徳心は高まり、スマホに熱中することもなくなるというわけです。

大人が子供にしっかりと関わってしつけをし、子供の心を豊かに育てましょう。