「家庭の日」メッセージイメージ

2017年3月の「家庭の日」メッセージ

成人雑誌の表紙は隠して販売を

千葉市が今年夏、市内の一部コンビニで、過激な性表現のある雑誌をフィルムで包み見えないようにして販売することになりました。試験的に行った後、市民や店側の意見を聞いて、本格実施するかどうかを決めるそうです。同様の販売方法は、堺市が1年前から、一部のコンビニで実施しています。

ヌード写真が子供の目に触れる状況が放置されているのは異常です。成人雑誌の売り方としては国際的な基準からも逸脱しています。東京五輪を控えて、外国人観光客が増えることが予想されていますが、現在のような販売方法が続くなら、日本のイメージ低下は免れません。両市の試みを本格実施に格上げするだけでなく、全国のコンビニ、書店にも一斉に広めるべきです。

現在、ほとんどの自治体が青少年健全育成条例で「有害図書」を指定して子供への販売を禁じ、店頭に置く場合は一般の雑誌と区分して並べています。しかし、大人の目を引こうと、表紙には過激なヌード写真が使われることが多く、子供連れでコンビニを訪れる保護者を困惑させています。

千葉市の試みは、条例で有害図書に指定された雑誌が対象で、今年夏の2か月間、一部のコンビニで実施されます。これに対して、雑誌業界は「表現の自由」を妨げるとして反対しています。しかし、海外では、成人雑誌がコンビニで販売されることなどほとんどありません。従って、日本の状況が異常なのであり、業界の主張は的外れです。

2020年の東京五輪まであと3年。千葉、堺両市の試みを契機に、ポルノ雑誌が子供の目に触れるようにして販売している方法を日本から一掃したいものです。