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特別メッセージ

真の家庭運動推進協議会会長 徳野 英治

3月23日、神奈川での講演の抜粋を前号に引き続き掲載します。

真の救国運動、国民運動として真の家庭運動を推進しましょう!(後編)

本年度から真の家庭国民運動の本格的な出発がなされ、五つの活動の方向性を打ち出しました。

第1は、真の家庭運動の国民運動化・社会運動化です。

第2は、青少年問題の解決のための真の倫理道徳教育です。

第3は、日本の安全保障の啓蒙です。

日韓一体化のための日韓トンネル構想

4番目は現在、日韓関係が冷え込んでいますが、日韓米が一つになることが、日本が生き残る道です。古代史まで遡れば日本と韓国の根っこは一つであったことがわかります。我々は、古くは共通の先祖をもった二つの民族であることがわかっています。日韓は民主主義・自由主義と資本主義という共通の価値観と社会システムを共有し、未来志向で一つにならなければいけない時です。日韓が一つになる道は避けて通れない道であると確信致します。

この先、2018年韓国では平昌冬季オリンピック開催が予定され、日本からも応援することで、日韓関係が改善されるでしょうし、日本でも2020年東京オリンピックが予定されていますが、韓国から多くの助けを受けねばならないでしょう。日韓が一つになれば二つのオリンピックを両方とも大成功に導いていくことができます。

今はまだ難しい日韓関係ですが、これを打開する一つの方策として関連団体の中に日韓を海底トンネルで連結していくという日韓海底トンネル建設プロジェクトがあり、両国に共通の利益がもたらされる世紀の大偉業となるべき構想を既に打ち出しております。この日韓海底トンネル建設プロジェクトを未来への大きな希望として、広く国民に啓蒙して参りたいと思う次第です。日韓トンネルは約235キロメートルという青函トンネルの約5倍の距離ですが、現在の技術水準をもってすれば掘削は十分可能です。日韓関係が厳しい現状を切り開くウルトラC的な役割をもっているのが日韓トンネルプロジェクトであり、もはやこのことは両政府が一つになりさえすれば、決して夢の中の夢ではない状況ができつつあります。

社会奉仕活動の推進

5番目は、社会奉仕活動です。ボランティア活動をそれぞれの地域で盛んに続けていただきたいと思います。全国各地で様々なボランティア活動が展開されておりますけれど、宮城県石巻市では、私達の青年ボランティア団体が今尚奉仕活動を継続しており、大変感謝されています。現在ではほとんどの団体が石巻市から引き上げていますが、変わらずに奉仕活動をしており、石巻市における社会的評価は非常に高いのです。先日の伊豆大島が台風被害があったとき、大島より石巻市へ信頼できるボランティア団体を紹介して欲しいという要請があり、わが青年ボランティア団体が紹介され、伊豆大島へ派遣された際に大活躍した為、地元から大変喜ばれました。今後も各地において様々な奉仕活動をさらに継続して参りましょう。

家庭問題を解決する方策

最後のまとめとなりますが、家庭問題は日本社会全体が苦悩している問題であり、全世界の人々もその明確な解決策を見出せぬまま、苦悩している問題です。我々はこの難問題を解決できる明確な方策を持っているということです。

以下に真の家庭運動を推進していく上での理念的な五つの柱に関して、その要点のみを述べてみたいと思います。

その第1の柱は、結婚そのものの意義と価値に関する内容であります。今、独身男性、独身女性が非常に多いのです。先日、たまたまタクシーに乗ったとき運転手に聞いてみましたら、結婚せず「独身貴族を大いに謳歌しています」との答えでした。他の同世代の運転手仲間もほとんど結婚していないと言うのです。世の中の結婚適齢期の若き男女に対して結婚する意義そのものをきちっと説明していかねばなりません。男性に「どんな女性と結婚したいですか?」と聞いてみると何と答えるでしょうか? あくまでも一般的な傾向ではありますが、自分より頭の良い女性あるいは自分よりも背の高い女性と結婚したいとは言わないのです。また女性に「どんな男性と結婚したいですか?」と聞けば、知的にも身長においても自分より劣った男性とは結婚したくないと言う筈です。このように男性と女性というのは、その本来的な特質においていろいろな意味で、本当に違うのです。そしてやはり、その本来的な特質として男性は愛の主体であり、女性は美の対象なのです。それでは果たして結婚は何故するのでしょうか。その意義と価値を一般社会に堂々と、しかも明確に提示することが私達の使命です。私達は、そのような結婚の意義と価値に関する明確な理念を持っているからです。

2番目は「為に生きる」ことの貴さ、大切さを訴えて参りましょう。本来、女は男のために、男も女のために存在しているということです。どちらが偉いのではなく、また、どちらが支配者、被支配者の側という考え方ではなく、共に為に生き合うことで、はじめて真の平等、真の幸福が生まれてくるのです。恨みが背後にあるこれまでのウーマンリブ運動など、女性解放運動を凌駕できる真の解放運動は、夫は妻のために生き妻は夫のために生きるという、即ち「為に生きる」という人生哲学に基づいた真の家庭運動のみであります。

3番目の柱は純潔の大切さです。生殖器の主人は自分ではないということなのです。根本的な表現をすれば、結婚前は生殖器の主人は神さまであり、結婚後は夫の生殖器の主人は妻であり、妻の生殖器の主人は夫であるということです。夫であれ、妻であれ、自らの生殖器の主人の許可なく生殖器を勝手に使用することが浮気です。そのような観点から浮気は根本的に間違っていることを明確に知るべきなのです。そこから純潔、貞操を守るという考えがでてくるのです。夫婦の幸せの根拠が根本的に定義されねばならないのです。結婚前には純潔を保ち、結婚後は貞節を守ることができてこそ男女が真の意味で一つとなり真の愛を完成できるのです。

4番目は4大愛及び4大心情圏という内容です。人は一生を通じて、子供の時は子女の愛、兄弟姉妹の愛を感じ、結婚して夫婦の愛、親になり父母の愛を体験していくのです。このような、子女の愛、兄弟の愛、夫婦の愛、父母の愛という4大愛、4大心情圏を体恤(たいじゅつ)してこそ、真の愛の完成へと向かうことができます。従って、家庭は愛を学ぶ学校であると明言できるのであります。

5番目として親子孫が共に暮らす3世代家庭理想を実現することです。

以上要点のみを述べてきましたが、真の家庭運動は結婚の意義、家庭理想を実現できる理論体系をもっています。そのことをよく理解して頂き、自信と確信と未来への希望を胸に抱き、救国・救世運動の一環であるとの自覚の下、真の家庭運動を国民運動、社会運動という次元にまで高め拡大し、日本全国に希望の光を灯して参りましょう!