９月29日、豊田支部では、４組の家族を含む18人が御嶽山に登りました。

2014年９月27日の御嶽山噴火災害から10年が経ちました。

当時、豊田支部で登山計画を立てて17名が登山していましたが、４名が犠牲となってしまいました。入山規制が解除されてから、毎年欠かさずこの時期に慰霊登山を実施してきました。

前日から木曽付近に前泊して早朝に登山を開始するグループ７名、中津川付近に前泊して８時に登山を開始するグループ４名、そして早朝、豊田市を出発して８時半に登山開始するグループ７名に分かれて慰霊登山を実施しました。

そして、当時の噴火した時刻に山頂で献花と祈祷を捧げました。

その後、王滝山頂まで戻って皆で昼食をとる時間を持ちました。

昼食の後は各自のペースで下山をし、登山口に全員が揃った時に全体で写真を撮りました。

続いて王滝村の慰霊碑に行き、献花と祈祷を捧げる時間を持ちました。

その後は温泉に移動して１日の疲れを癒やし、最後に皆で食事をとりながら交流した後、帰路につきました。

参加者からは、「10年経っても所々に当時のことが鮮明に思い出され、胸が痛くなりました」「４人のできなかった思いと、我々に託されたことを実践していけるよう頑張る決意の場となりました」「昨年よりも楽に登ることができ、達成感を味わうことができまた」などの声が聞かれました。