葛飾支部では、９月23日から25日までの２泊３日の行程で、青年を中心に10人が北アルプスの常念岳（じょうねんだけ：標高2,857 m）に登りました。

１日目は東京からの移動に充て、２日目から登り始め、小屋で一泊した後、３日目に下山しました。

初日は台風が近づいていましたが、一度決めたことは絶対にやろうと、大雨の中、山中でバーベキューを敢行しテントを張りました。困難は多かったですが、むしろ普段できない体験ができたと参加者は喜んでいました。

２日目の登山の時には、奇跡的に晴れました。霧が少し出ていましたが、とても快適に登ることができました。頂上では霧が晴れ、雲海と夕日の絶景を望みました。

夜は晴れ渡り、北極星、北斗七星をはじめ、季節の星座を全て見ることができ、本当に美しい光景でした。登った者にしか味わえない感動がありました。

３日目の下山は、皆、足が疲れ、限界を感じながらの歩みでしたが、上りとは全く違う景色に癒やされました。

移動の最中も歌ったり、おしゃべりしたり、本当に楽しい時間でした。

参加者からは、「台風で中止も考えましたが、準備しながら一度決めたことを絶対やろうとリーダーが話していて、この人はすごいなと思いました。初日に台風でどうなるかと思いましたが、結果的に全てが上手くいって本当に楽しかったです。」「標高が2800mもあるので登山は苦しかったですが、頂上の景色を見て疲れが吹っ飛びました。登った者にしかわからない感動があると実感しました。」「２泊３日を共に過ごして、参加者同士でとても仲良くなれたのが良かったです。また一緒に登山に行きたいです」などの声が聞かれました。