平成７年から、石川県下の海岸と自然環境を保全するため、県内の市町が実行委員となり、県民ボランティアの協力のもと、県内の海岸線583 kmを舞台に、多くの企業や団体が参加して海岸清掃活動 「クリーン・ビーチいしかわ」が繰り広げられています。

加賀市でも、市民ボランティアによる海岸一斉清掃「クリーンビーチ・インかが」が10月10日の早朝に開催されました。

APTF加賀支部も真の家庭運動の一環として、３組の家族連れなど10人が参加し、伊切海岸の清掃を行いました。

加賀市の報告によりますと、約1,200人が参加し、約４トンのゴミが回収されたとのことでした。

参加者からは、「コロナ禍で開催が中止・延期されてきましたが、今年は雲一つない晴天の下で開催され、海と青空を眺めながら、地域のボランティアの方々と共に海岸清掃活動に協力できて、本当に爽快な気分になりました。」「海岸に打ち上げられた漂着ゴミ、特にプラスチックゴミが至る所に散乱していました。そのほとんどがペットボトル等の身近な家庭ゴミです。今回、全て回収できたとしても、また漂着してくるでしょう。海上漂流ゴミや海底沈着ゴミまでは回収できませんので、清掃して海洋ゴミを回収する意識よりも、身近な家庭ゴミを出さない意識がどれほど重要であるか痛感しました」などの声が聞かれました。