新米ママのありのまま(62)local_offer新米ママ
フリーライター みはる
3人の子供達と一日中ふれあい、たくさんの思い出を作った夏休み
我が家では毎日、朝から晩まで子供達の賑やかな声が響き渡っています。日中は小学1年生の長女と3歳の次女が、それぞれ小学校と幼稚園に行っているので、2歳の長男と二人で過ごしています。一番大変な時期ですが、一人だけを相手にすればいいので心の余裕があります。しかし、学校と幼稚園が長期休みになる夏休みは、毎日一人で3人を相手にしないといけないので本当に大変でした。せっかくの夏休みに家で過ごすのももったいなく、また、家に居続けるのも子供にストレスがかかりそうだったので、毎日どこかに連れ出して遊びに行っていました。
やはり一人で3人を連れ出すのは簡単ではありませんでした。聞き分けがよくなったかと思いきや勝手な行動をして困らせる長女、3歳をこえてたまに頑固でわがままになる時がある次女、数秒目を離した隙にあらぬ方向に駆け出して迷子になる長男。誰か一人に少しの間でも集中していると、長男は迷子に、次女は不機嫌に、長女は一人で自由行動をしてしまいます。長男は何度か迷子になってしまい、インフォメーションに迷子のお知らせをお願いしたタイミングで、親切な人が抱っこしてインフォメーションに届けてくれて見つかったこともあります。何度もひやっとさせられ、3人を一人で連れ出す時は、長男は抱っこ紐を使わないと駄目だと痛感させられました。
案外何事も起きなかったのが水族館に行った時です。長男は抱っこ紐、次女はベビーカーで、長女だけ見ておけば良かったので、それなりに楽しめました。水族館に行く前に、長女にわがままを言わない、勝手な行動はしないという約束をちゃんと守ることを何度も言い聞かせ、その日は1年生のお姉ちゃんらしく困らせることなく終えることができました。それ以降も、私が一人で3人を連れて外出する時は、きちんと約束を守ってくれるようになり、夏休みの間に成長したんだなあと思いました。
毎日何をして過ごそうか、どこに連れ出そうかと思い悩み、ショッピングモールに行ったり、プールで遊んだり、映画を観に行ったり、目まぐるしい40日間でした。いつも以上に子供達と接する時間が増えたことで、親子で共有する楽しい思い出をいくつも作ることができました。長期休みは親の負担が増えるというネガティブな面もありますが、それ以上に幼い時にしかできない貴重な親子のふれあいの時間を作れる機会だと改めて感じました。