新米ママのありのまま(64)local_offer新米ママ
フリーライター みはる
三者三様の成長を見せてくれた子供達 それぞれが新しい一歩を踏み出した2023年
早いもので、今年も最後の月に入り、師走という名らしく慌ただしい年末を迎えています。2023年の我が家の1年間は、漢字一文字で表すなら「新」。長女は新1年生として小学校に通い始め、次女は満3歳で誕生月の5月に新入園児として幼稚園に入園しました。2歳になった長男は新しい言葉を次々口にするようになり、特に大好きな電車を見ると「でんしゃ、でんしゃ!」と大興奮。とうとうプラレールを購入し、新たに「子鉄(子供の鉄道オタク)」の仲間入りを果たしました。
ピカピカのランドセルを背負って学校に通う長女は、3月生まれということもあり、体力がなく、未だに歩いて学校に行きたくないとたまにぐずりながら通っています。まだまだ小さいなと思う反面、二桁の計算や、漢字を勉強している姿や、妹弟にあれこれ提案しながら仲良く一緒に遊んでいる様子はお姉さんらしく、成長したなあと感じます。
幼稚園に通い始めた次女は、毎朝ママと別れることを寂しがる素振りも見せず、ひとりで園バスに乗り込んで笑顔で手を振っています。帰宅してから昼寝をすることもなく、幼稚園でお昼ご飯を全部食べたことや、友達や先生と遊んだことなどを話してきかせてくれます。朝から晩までしゃべり続けている次女は、時に大人びた口調で話す時があります。「これ、あたしのじゃないし。ねえね(おねえちゃん)のじゃない?」、「確かにそうだよ、そういうこと!」など、どこで覚えてきたのか、おもしろい口調で話す次女はコミカルで、愛嬌に溢れています。
長男も話す言葉が増えて、三語文を話すようになりました。「りんご、ジュース、のみたい」のように、単語ごとに区切る話し方が可愛らしく、口を横に広げてにまーっと笑う顔に癒されます。一方で、男の子らしく力も強く、手を繋ぎたがらないので、どこに行くにもスタスタと行きたい方向に自分のペースで歩いたり、走ったりで、思うようにいかないことだらけです。特にスーパーでの買い物は大変で、子供用のカートには乗らないし、手を繋ごうとしたら嫌がって床に寝ころび、ハイハイをしたり、あらぬ方向に走って行ったり、周囲の人達に「今が一番かわいいけど、大変だよね」とよく笑われます。
忙(せわ)しなく大変な日々ですが、三者三様の可愛さと成長があり、振り返ってみると今年もみんな大きくなったなと感じます。子供から学ばされることも多く、私も親として少しは成長できたような気がする1年間でした。来年も子供達の成長を楽しみに、育児に、家事に、仕事に、奮闘していきたいものです。