機関誌「真の家庭」publication

APTF 公式サイト機関誌「真の家庭」新米ママのありのまま(66)

新米ママのありのまま(66)local_offer

フリーライター みはる

パパと長女が盛り上げ役! 3人の賑やかな声が響く我が家の「ごっこ遊び」

真冬の冷たい空気が身に染みる2月。外遊びに付き合う気力が出ない日が多く、つい家の中で遊ばせてしまいます。とはいえ、家の中でも遊びが充実するよう、フックにぶら下げるブランコや、滑り台、子供達それぞれの好きなおもちゃを用意しています。パパが休みの日には、特にブランコや滑り台をパパと一緒に遊んでいます。電車好きの2歳の長男は滑り台を滑る時は、必ずパパに「カンカン、やって!」と要求してきます。パパが踏切の真似をして、カンカンと言いながら腕を伸ばし、腕を上げるタイミングで長男が滑るということを何回も繰り返して遊んでいます。

小学1年生の長女と3歳の次女は、宝探しが大好きです。部屋の間取りを書いた紙を地図として、宝の100円のおもちゃが隠されている場所を探す遊びです。長女にとって地図だけで宝を探すことは簡単すぎるので、算数の問題を地図に書いてその問題を解いたら宝のありかが分かるように工夫しています。

3人とも大好きな遊びが、悪役になったパパを皆でやっつけるヒーローごっこで、おもちゃの剣や、スポンジ製の弾が出る銃で、キャーキャー叫びながらやっつけています。

子供と全力で遊んでくれるパパには本当に感謝しています。そして、パパの血を一番濃く受け継いだ長女が、パパが仕事でいない時に妹、弟を仕切って3人で仲良く楽しそうな笑い声をあげながら家中を駆け回って遊んでいます。時には、長女と次女が、好きな女子向けアニメの衣装に着替え、長男を交えてダンスコンテストを開催することも。トランポリンを舞台に見立て、1人がトランポリンの上で歌ったり、好きに踊ったりしながら飛んだり跳ねたりして、残りの2人は観客役としてトランポリンの前に座って見ているというごっこ遊びです。

仲良く遊んでいることもあれば、1日に1~3回はおもちゃやタブレットの取り合いや、ブランコやパパに抱っこしてもらう順番のことでケンカになります。特に真ん中っ子の次女は姉からも、弟からも泣かされてしまいます。姉には達者な口で負け、弟からは猫のような引っ掻き技で顔を引っ掻かれ、大きな口を開けながら天を仰いで大泣きしています。それでも反撃する時もあり、姉に負けない大声で張り合ったり、弟を突き飛ばして泣かせたり、次女も強く逞しく成長しているんだなと思います。

時にはケンカしながらも、取り仕切る姉に妹弟がついて回ってキャーキャー楽しそうに駆け回る姿を見ていると、3人産んでよかったと実感します。子供達が楽しそうにしている様子を見ていると自然に笑顔になります。賑やかで慌ただしい日々ですが、子供達と触れ合う時間を大切に過ごしていきたいものです。