機関誌「真の家庭」publication

APTF 公式サイト機関誌「真の家庭」新米ママのありのまま(67)

新米ママのありのまま(67)local_offer

フリーライター みはる

親身になってくれる担任の先生と、登校を見守ってくれる義母に大感謝!

今年度も終わりが近づいてきました。新1年生でピカピカのランドセルを背負っていた長女は、早くも来月には2年生に進級します。この1年間は、親も子も何もかも新しいことだらけでした。長女は入学早々友達を見つけて仲良くなり、授業も楽しいようで、初めの内は「学校楽しい~」と言いながら通っていました。

しかし、少しずつ「学校いや、行きたくない」と言うことが増えてきました。理由を聞くと、給食と朝の登校が嫌だということでした。偏食で野菜嫌いなので、入学前に担任の先生に給食指導をお願いしていたのです。完食したという達成感を得ることを目標に、量を減らしたり、食べきれたらご褒美のシールを貼るなど色々工夫してもらいました。そのおかげで苦手な野菜も少しずつ食べられるようになり、時には完食することもあり、徐々に給食の時間が苦にならなくなっていったようです。担任の先生がよく電話で、長女の学校の様子を教えてくれたり、「今日は給食頑張って食べていたのでたくさん誉めてあげてください!」と嬉しそうに言ってくれることがありました。親身になってくれる先生なので、心配事があれば気軽に相談でき、よく助けてもらいました。

登校に関しては、登校班の歩く速さに追い付けない上に、坂を上るルートなので余計に歩くのが大変な様子でした。それでも1学期は頑張って歩いて行ったのですが、2学期になると登校班を嫌がるようになりました。どうやら、長女が1人だけ速度についていけず迷惑をかけている状況に、他の子達がストレスを受けていたようなのです。それに気付かず「朝になってから車で送ってって言うのはやめてよ、せめて夜の内に言って」と長女の話をちゃんと聞かずに言ってしまい、申し訳なかったなと反省しています。

民生委員をしている義母が、長女の登校班に付き添って見守りをしてくれているので、登校班の列の一番後ろから義母と手を繋いで行ってもらうことにしました。民生委員としては横断歩道や、校門前で旗を持って児童を見守る程度で良いのですが、義母は体力作りにもなるからと、毎日学校まで一緒に歩いてくれます。義母がいなければ毎日車で送っていたかもしれません。

1年生の時の登校班問題は、親にとっても子供にとっても、大きい壁の1つです。暑い日も寒い日も、義母が一緒に登校してくれているおかげで、長女は楽しく笑顔で登校できるようになりました。義母には本当に感謝しています。

育児は、父母だけでは力不足なことも多く、義父母が一緒に子供達を可愛がってくれたり、壁にぶつかった時は相談に乗ってくれたりするので、とても助かっています。この家庭に嫁げて良かったと心から感謝しています。

これからも、じいじ、ばあば、パパ、ママで子供達の成長を支え、見守っていけたらと思うものです。