新米ママのありのまま(79)local_offer新米ママ
フリーライター みはる
孫をかわいがるじいじと、じいじにだけ甘えん坊な次女
小学2年生の長女と4歳の次女は、じいじのことが大好きで、よく2人で取り合いをしています。義父母と同居しているので、赤ちゃんのころからわが家の子供たちはじいじ、ばあばに溺愛されて育ってきました。孫は子供以上にかわいく、目に入れても痛くないというように、じいじもばあばも「うちの孫たちは、本当にかわいいねえ」と言いながらよく遊んでくれます。
じいじは、夕方仕事から帰ってくると、べったりくっついてくる長女、次女と一緒にお風呂に入ったり、子供番組を観たり、部屋の中でサッカーをしたりと、寝る前まで一緒にいてくれます。
最近は、次女がじいじから離れたがらず、寝る時も同じ部屋で寝ると言って、じいじ、ばあばの部屋で寝ることがあります。しっかり者の次女は普段、トイレも自分で行ってお尻もふいて出てくるのですが、じいじがいる時は、「じいじとトイレ行きたい」と言ってじいじをトイレに連れて行き、用を足した後は「でたよー! じいじー!」と叫んで、お尻をふいてもらうために呼びつけます。ママは「自分でできるでしょ」と言うのですが、次女は頑として「じいじにふいてもらうまで出ないもん!」と言い張ります。じいじは手間だと思うことなく、「はいはい~」と飛んできて、丁寧にふいて下着もズボンも履かせてくれます。
休日になると、駄菓子屋や遊び場に連れて行ってくれるので、子供たちはパパとママより、「じいじとばあばと遊びに行きたい」と言うほどです。先日の日曜日、子供たちを連れて出掛けようとしたところに、じいじとばあばが帰って来ました。すると次女は「じいじと家にいる!」と言うのです。「おもちゃ屋さん行くよ」と言っても、「じいじと遊ぶからいい!」と言うので、結局次女を残して出かけました。
じいじがずっとつきっきりで遊んでくれていたようで、帰ってくるとニコニコ笑顔で「おかえり~」と出迎えてくれました。後でばあばから、部屋の中でスポンジのような柔らかい玉を使い、鉄砲を乱射して遊んでいたと聞きました。鉄砲の玉を片付けるのは大変だったと言いながらも、「楽しそうに孫と遊んでいるじいじを見ていると、こっちまで満たされてくる」と笑顔で話していました。
子供たちからすると、何でも受け入れて甘えられるじいじ、ばあばは心のより所で、じいじ、ばあばは孫とコミュニケーションをとることで幸せを感じているようです。子供とじいじ、ばあばの笑顔を見ていると、あらためて同居していて良かったなと思います。