機関誌「真の家庭」publication

APTF 公式サイト機関誌「真の家庭」新米ママのありのまま(86)

新米ママのありのまま(86)local_offer

フリーライター みはる

甘えん坊で寂しがりやで泣き虫な末っ子長男のかわいさに胸キュン

4歳の末っ子長男は甘えん坊で、一日に何回も私に抱きついて「ママ、大好き」と言ってきます。「ママも好きだよ」と抱きしめると、嬉しそうに「えへへへ」と笑顔を見せてくれるのです。長女や次女に比べてママっ子で、甘えん坊で、寂しがりやの長男のかわいさに、毎日キュンキュンさせられています。

普段の様子もかわいくて、おもちゃの電車や、大好きなキリンとレッサーパンダのぬいぐるみを持ち歩きながら、機嫌良く一人でずっとしゃべっているのです。

「こまちー」と電車の名前を呼んで、電車になりきって「はーい」と返事をしたり、「しゅっぱーつ、しんこう! ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン」と言いながら電動で走る電車を手で転がしてレールの上を走らせたりしています。その声を聞いているだけで、くすっと笑ってしまいます。

また、大小のキリンのぬいぐるみを親子という設定にして、「ねえ、ママ」、「なあに?」と声色を変えて、きりんの親子を会話させて自分なりのストーリーを展開。さらに、電車やぬいぐるみをいくつも使って、一人二役以上をこなして会話をしながら遊んでいることもよくあります。その声が聞こえてくると、動画に撮りたくなってスマホで撮影するのですが、すぐ気付かれて「もう、撮らないでよ!」と照れてやめてしまうので、なかなか記録に残せないのが残念です。記録に残せないなら記憶しておこうと、こっそり部屋の外からのぞいて、しゃべり方がかわいいなと思いながら、ニヤニヤ笑って見ています。

甘え上手で癒しを与えてくれる長男ですが、打たれ弱く、泣き虫なところもあります。小3の長女、5歳の次女とトランプやかるたをして負けると、ぐすんぐすんと泣き出して私に抱っこを要求してくるのです。さすがに4歳児をずっと抱き続けるのは体力がもたないので、椅子に座って抱っこをすると、「立って!」と怒ってきます。「疲れたよ、座らせて」と言って立たないと、怒りが大爆発して「うわーん!!」と大声でギャン泣き。ひどい時はあんなに大切にしていた電車やぬいぐるみを放り投げることもあります。3人目ともなると、またやってるな、ちっちゃい怪獣が大暴れしてるみたいでおもしろいな、とほほえましく、スマホで撮影しながらしばらく見守ります。少し落ち着いてきたら散歩に誘うのですが、外に出た瞬間、「キャハハハッ」とニコニコでスキップを始めるのです。

気持ちの切り替えが早くて、親の方が追い付けない時もありますが、コロコロ変わる表情が愛らしく、見ていると笑顔になります。今のかわいい長男のままでいてほしいと思いつつ、この先の成長も楽しみなので、心身共に大きくなっていってほしいと願っています。